この話は
2015年に参加した
かもめ大学フィンランド・スタディツアー
でのできごとをまとめたもの。

フィンランドレポート4

今回は
フィンランドの保育園を視察した時の話
その1

園長先生の話がすっごく良かった

この方が園長先生

で、園長先生の話が
まぁ~良かったんですよ。

もうね、
普段の子育てに活かしたいって思う事ばかり。

できないんじゃなくて、〇〇〇〇

この話が、一番印象に残ってる

例えばねこんな場面を想像してみて。

5歳の子がフラフープを回してるとすでしょ。

それを見た4歳の子が
自分も同じようにできると思って
フラフープを回してみる。

でも、
5歳の子と同じように
うまく回せない。

それを見た5歳の子が
「まだ君にはできないよ」
って言ったとする。

そんな時に
あなたがその場面を見ていたとしたら
なんて声かけますか?

ちょっと、考えてみて。

この時の僕は
「まだ、できないかもねぇ」とか
「ちょっと早いかもねぇ」って
伝えそうだなって思ったの。

園長先生は違った

さて、この園長先生はなんて言ったかというと

「できないんじゃない。まだ、覚えていないだけなんだ」

って伝えるんだって。

これはねぁ、

「ほぉ~☆なるほどねぇ」

って唸っちゃったよ。

さらに、こう続けるそうだ。

「だから、君が教えてあげてね」

これまた、

「そう来るかぁ」

って感じだったのよ。

このやり取りで得られる効果

できないのではない
まだ、覚えていないだけ。

だから、教えてあげてね。

こう伝えることで

下の子は上の子から学び
上の子は良き手本となる

僕が思ったこと

この伝え方って
兄弟・姉妹を育てる際に
役立つんじゃないかと思うの。

お兄ちゃん・お姉ちゃんに
「弟・妹はまだ覚えてないから、あなたが教えてあげてね」
とお願いすることによって
お母さん・お父さんにとって
私は必要とされている存在なんだと感じるはず。

そうなると
子ども自身の自己肯定感もあがるんじゃないかなって。

と、同時にこんな事も思った。

できないんじゃなくて
まだ覚えていないだけ

これって
旦那さんたちにも当てはまるんじゃないのって。

「うちの旦那、家事やってくんないんです」

って言ってるお母さんへ

旦那さんは
やり方を知らないだけかもよ

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