マニュキアが欲しい

長男が近所に住んでる同級生の女の子のうちに遊びに行った

どんな展開でそうなったのかはわからんが
近所のお店に「マニュキア」を買いに行くことになったようだ

うちの息子も
一緒に行くことになったようだが
一旦家に戻ってきてこう言った

まにゅきあかうから、おかねもっていかないと

そういって
小銭入れを持って
再び出かけようとしている

父ちゃんの待ったが入る

新保善也新保善也

マニュキアは必要ない。あれは女の子がするものだ

マニュキアを買うという長男に
父ちゃんが言った言葉はこれだ

最近では
男性でもオシャレの一環で
マニュキアをすることはある。

しかしだ
6歳の幼児が
自分のためにマニュキアを買うことを
父ちゃんは良しとは思わなかった。

むしろ
使わないものだから
無駄遣いだと思っていた

話を聴かない父ちゃん

小銭を出して

「なんぜんえんあるの?」

そう聞いてくる長男に

「千円もないよ」

と答える父ちゃん。

「なんぜんえんあるの?」

再び聴いてくる長男に

「だから、千円もないよ」

と答える父ちゃん

すると突然
長男は泣き始めた

泣き叫ぶ長男

「お金なんかいらない!!!!」

長男はそう泣き叫んで
布団に包まりふて寝状態になる

ここで父ちゃんの心は

「まずかった。やってしまった」

と思うのだ。

どこがいけなかったのか?
そんなことばかり考える

本当に伝えたかったことは何だろう?

ここで父ちゃんは考える

僕が長男に伝えたかったことは何だろう?

まずやることは
マニュキア買いたいんだねと受けとめること

それから話すだったのかもしれない。

僕が長男に今回伝えたこと

息子に

「おかねなんていらない」

そう言われて
僕が息子に伝えてことはこんなこと。

新保善也新保善也

お金は必要なも

今の時代は
ご飯を食べるのも
服を買うのも
当たり前のように飲んでるお水も
テレビを見るときに使う電気も
お金を払っている

だから
生活するには
お金は必要なものなんだ

父ちゃんは君に
まだお金の使い方を
伝えてない

だから
必要なのかどうかもわからないで
他の子が買うから
自分も買うだと
無駄遣いになってしまう

だから
まずはそこから教えたいと思う。

今まで教えてなかったのは
父ちゃんが悪かった

そこは謝るね
ごめんなさい

これを聞いた長男は

つわないおかねなら
いらないってこと

と言っていた

これを聞いて
父ちゃんは考える

これからは
一緒に買い物に行くときは
一緒に考えてみようと思う

なんで買ったのか

それを伝えながら

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