スイミングの見学席で思い出した事
スイミング行かない
そう言っていた息子
その思いの先にあったのは
「一人で行くのが寂しい」
と言う気持ちだった
相手の話を聴くと言うこと
今、僕は心理学を学んでいる。
そこで一番最初に学んだのが
「相手の話の聴き方」
「スイミング行きたくない」
そう話す子どもに対して
「スイミング行きたくない気持ちなんだね」
とちゃんと聴く
そうする事で
行きたくないの言葉に隠れている
本当の気持ちにたどり着ける
うちの長男は
知ってる子がいないスイミングのクラスで
不安になっていたんだと思う
その姿を見て思い出したこと
僕自身も
小学1年生のときに
スイミングに通っていた
それも
住んでいた市内にある場所ではなく
なぜか隣りの市にあるスイミングだった。
ある時
それまで母親に送迎してもらっていたのに
その日は行きだけ僕バスで行き
途中から母親がやって来て
帰りは一緒に帰ると言う日があった
その日の僕は
不安で不安で
いつも見る子たちもいなくて
「本当にこのクラスで合ってるのかなぁ?」
って一人で怖い思いをしていた
親が居ない不安
知り合いが居ない不安
そんな僕がとった行動が
「頭が痛い」
そう嘘をついて
親が来るまで待っている事だった。
当時のCMかなんかで覚えた
「ズキズキする」
と言うフレーズを使い
嘘をついて練習を抜け出した
その後やってきた母親を見つけると
母親めがけて一目散に駆け寄った
言えなかった本当の気持ち
そんな僕に母親はこう言った
「何やってるの!!」
母親は怒っていた
そんな母に僕は
「頭がズキズキして」
そう言っていた。
でも
本当は
いつも見る友達もいないし
知らない子だらけで
本当に自分はこのクラスなのか
とても不安で
一人で怖くて
どーしよーもなかった
長男とのやり取りで
こんなことを思い出してしまった
話を聴くことで知ることが出来た長男の気持ち
この出来事があってから
僕は送迎バスではなく
母親が毎回送迎するようになった
その時の気持ちが残ってるから
君が一人で不安な気持ちがとても良くわかる
練習中の様子を見て思う事
普段見せない
君のその緊張している顔
バタ足の練習とか
やってて楽しいやつは
とっても素敵な笑顔になる
その顔を見ると
父ちゃんは安心だ
顔つけ練習
先生にたまたま作られた3人組
他の子の手をとって
プールサイドへ引き上げるその行動
他の子は誰もやってないのに
お前だけやるなんて
君は
とても優しい人だなぁって思ったよ
父ちゃんの時と比べてみて思うこと
父ちゃんが子どもの時は
自分の本当の気持ちを
母親に伝える事は出来なかった
だけど
君は自分の本当の気持ちを
僕に言うことが出来た
それはとても素敵なこと
そんな君のことを見ていると
とても嬉しくなる
子どもの話を聴くってことはさ
命令
指示
注意
説教
忠告
批判
ごまかす
そんなことしないで
「そういう風に思ってるんだね」
「そう感じてるんだね」
って言ってあげるだけでも良いんだろうな
聴くって字は
耳へんに心+目
って書くからさ
耳だけでなく
目と心で聴かないとね
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